卒寮


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夢も何もかも失った私を救ってくれたあなた達へ。
5年前にあなた達に宛てた手紙が出てきました。伝えられたかったこの想いがどうぞ届きますように。

大好きなみんなへ・・・

私が人生で最も誇れることは、間違いなくみんなに出逢ったことです。一言で言えば、みんなは私の“宝物”です。

この20年間をかけてやっと見つけた、本当の意味での私の“宝物”だと思ってます。

私ね、明日死ぬ運命だったとしても、絶対に世界一幸せ者だと思う。だって今泣きたいくらい“幸せ”を感じてるんだもん。

何でなのかなんてわからないよ。ただみんなを想うだけで凄く幸せな気持ちでいっぱいになるんだぁ。
変かなぁ。

ここまで誰かを大切に思ったことなんてあったかな。

ここまで誰かの笑顔を守りたいって思ったことあったかな。

ここまで“出逢い”に感謝したこと・・・あったかなぁ。

私よく人との出逢いについて考えるんだよね。人と人が出逢う確立って600億分の1の確立なんだって。

だからね、その確立のなかで誰か1人に出逢うのって本当に凄いことで、奇跡みたいなものなんだよ。

私、そんな凄い出逢いをみんなと出来ちゃったんだよ。600億分の1の出逢いだよ。

偶然かな・・・それとも必然かな・・・私はね、“必然”だったって言い切る自信があるよ。

だってね、その出逢い中で出逢った意味を見出しちゃったんだもん。誰一人として無駄な出逢いなんてなかった。

本当に誰一人として。あのね、一人ひとりが、やっぱり私には必然的に必要だったの。不思議だよね。気がついたらそうだったの。

やっぱり私はみんなに出逢うためにいた存在で、またきっとみんなもそうだったんだって思うんだ。
みんなのために私がいて、私のためにみんながいるんだと思う。
そう確信できる。

本当に意味のない出逢いなんてこの世には存在しないよ。

あったとしても、それは自分がそうしちゃってるだけ。偶然の出逢いを必然にすることは誰にだって出来るんじゃないかな。

だって私、出来たよ。一人だけじゃない、あなた達全員と。

私、こんなに幸せでいいのかなぁ。幸せすぎて怖いくらい。怖いって言うか、うん。

泣きたくなってきちゃう。あまりにも満たされてて・・・

でも、もうみんなと一緒に暮らすことはないんだね。そう思っても・・・正直まったく実感ないんだ。
朝みんなで掃除することも、
食堂でご馳走様でしたって言うことも、
大合唱しながら歩くことも、
さむ~いなんて言いながらみんなで肩組み合って歩くことも、
いってらっしゃいって見送ることも、
一限ある?なんて聞くことも、
お風呂何時にしたとか聞くことも、
一個のテレビの前で何十人も固まって観ることも、
誰かの部屋でお菓子パーティーすることも、
笑いすぎてシーーって注意しあうことも、
お風呂どうぞって言うことも、また明日ね、おやすみっていうことも、
やっぱり一緒に寝ていい?なんて言うことも、

もうないなんて信じられないもん。目の前ドアを開ければ誰かしらいるもん。ノックしたら笑顔で出てきてくれるもん。もうこんな生活できないの・・?寂しすぎるよ・・・

どうしようもなく寂しい。寂しいけど、どこか嬉しい気持ちがあるの。
これは私たちにしかわからないかも知れないけど、離れてても心があるってみんながわかってるから、一人なのに、一人じゃないって安心感があるの。

誰も口に出さなくても、みんながわかってること。それが私たちだもんね。

このたった2年間で築きあげてきたものは、予想以上にでっかくて、あったかくて、泣きそうなくらい幸せがつまってるものだった。

誰かが言ってたよね。“私たちは卒寮してから本当の友達家族になるんだよね”って。そうだよ。これからきっといろんな場面でたっくさんみんなのことを思い出すと思う。

寂しいとき、辛いとき、泣きたいとき、でも同時に、嬉しいとき、幸せなとき、感謝したときにも必ずみんなのことを思い出すと思う。そのたびに私はちょっと切なく、でもまたこの泣きたいほど幸せな気持ちを思い起こせるんだと思う。

ねぇ、みんな私に出逢ってくれて本当にありがとう。私ね、きっとずーーーっとみんなに逢うときを待っていたんだと思うよ。みんな大好き。本当に大切な仲間です。泣くほどの幸せを教えてくれてありがとう。

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