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更新日: 2012年12月22日

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僕は中学3年、受験生の男です。
僕の夢それは医者になることだ。なぜなら自分は小学生の頃中学受験をするつもりだった。しかし、家が近くで毎日のように遊びにいき、僕を一番可愛がり、時に厳しく、時に優しくたくさんのことを教えてくれた祖父が脳梗塞で倒れたのだ。小学校5年だった僕は祖父が倒れ救急車で運ばれたとの一報を受け両親と共に夜中に病院に向かった。
そのとき僕は終止足と声を震わせて怯えていたのは今でも鮮明に覚えている。
僕は小さい頃から医者に興味があり両親と医学系のテレビ番組を見ることも多々あった。
そんなテレビ番組を見ているときに脳梗塞発生から数時間以内ならば注射を打てば脳梗塞を治癒することができるというものを見た。
もちろんその事は両親も知っているので病院でも必死で医者に頭を下げていた。
しかし、その注射は身体への負担が大きいらしく医者に年齢的な問題からその注射を打つことができないと断られた。
毎日のように側にいた僕達家族は祖父が高齢なのはわかっていたが、体力はあるということをわかって頼んだのになにも聞き入れずに断られたのは凄く悔しかった。
そして、僕も中学受験をしたかったし、小学校の部活動だってやりたかった。だか、祖父の容態が悪いため受験も部活動も捨てざるを得なかった。
あれから約5年たった今も祖父は病床で毎日衰弱と闘っている。

そんな、苦しむ患者とその家族、僕のように夢を断たれたり両親のように家族の意見が聞かれなかったそんな悔しい思いをする人を一人でも減らし、高齢化が進む日本、医師不足が深刻な日本を支えていきたいから僕は医者になりたいのである。