本ページはプロモーションが含まれています。

更新日: 2012年12月15日

post

お母さんが亡くなって13年。あたしが9歳、妹が6歳の時にガンで亡くなった。

手術しては再発、手術しては再発の繰り返し。なのに辛い顔一つ見せず私たちの世話をしてくれました。入院生活も長くて、大変だった。でもあるクリスマスの時に一時退院が決まった。私たちは大喜びした。どっちが一緒に寝るか、どっちが一緒にお風呂に入るか。そんな話で妹と盛り上がっていた。

もちろんお母さんも喜んでいた。

でも一時退院するその日に危篤に陥ってしまった。私たちはお母さんを攻めた。泣いて泣いて怒ったりもした。それからもうしゃべれず、みんなに見守られながら息を引き取った。

子供ながらに薬で太ったお母さんが怖くて怖くて手を握ることも出来なかった。顔も見れなかった。ごめんお母さん。

葬儀が終わって妹とお父さんとあたしの3人の生活が始まった。何ヶ月か立ったある日妹と寝ているとうちに救急車がきた。

救急車が来た理由はお父さんが自殺未遂したのだ。でも誰が電話したのか気になり救急隊の人にきいた。答えは女性ですね。女性なんて居ない。
あたし、妹お父さんしか居ない。

疑問はたくさんあったがお父さんには聞けず…
その後お父さんは鬱だと診断された。それから6年、また家族3人で楽しく生活してます。

やっぱり家族っていいなって。あたしがお母さんの代わりになろうって思った。

この間夢で初めてお母さんが出てきた。なにを会話したか、わからないけど起きた時はなんかすっきりしたような、モヤモヤがなくなった様な、これからも家族をたいせつにしようと改めて思いました。お母さんありがとっ!お母さんが死んでから13回目のクリスマスが今年も来るよ。

また夢にでてきてね。
だいすきだよ。