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更新日: 2012年12月3日

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高校時代は、部活部活の毎日。

毎週土日は練習試合で家を出る時間が
4時、5時は当たり前。

そんな早い時間でも、毎日母は
お弁当を作ってくれていて
『いってらっしゃい』と言ってくれていました。

ただ夏になると暑さで食欲が出ず、
母が作ってくれたお弁当を残すようになり、またその時期は友達関係で悩んだ時期と重なり精神的にも辛くて普段学校の時に作ってくれるお弁当も半分以上残して帰る毎日。

そんなある日、父が私に
『最近何かあったんか』
と言ってきたため
『別になにもないよ。なんで?』
と返すと、
『母さんが心配してたぞ。ここ最近お前がお弁当を残して帰ってくるから。
お前は知らないと思うが、母さんはお前が半分残したお弁当箱をため息付きながら洗ってるんだ。
それでも毎日作るのは母として当たり前と思ってるからだ。
何があったかは知らないが、お弁当だけは食べてあげてやってくれ。』

そう言われて自然に涙が
出てきた。
今まで考えた事なかったけど、母は体調が悪かったり風邪をひいて熱がある時でもいつもお弁当はかかさず作ってくれてた。

そんな気持ちも分からず食べずに残して帰ってた自分に腹がたちました。

そんな私も来年結婚します。
いつか子供が産まれ、大きくなった時、自分の母と同じ様に愛情込めてお弁当を作りたい。

お母さん。
今までお礼を言ったことなかったけど
毎日美味しいお弁当作ってくれてありがとうございました。