本ページはプロモーションが含まれています。

更新日: 2012年11月17日

post

大好きなおじいちゃんへ

今年、大学生になり田舎から都会の大学へ上京した。だいぶ、都会の暮らしにも慣れ始めた。だけど、やっぱり家族のいる地元が大好きだった!
落ち着いた地元が大好きだった。10月下旬、おじいちゃんが入院したと母からの連絡。
病名は、慢性白血病。
薬があえば生きられる。だから、信じてた。また、元気になってくれるって…
だけど、白血病よりも肺の方が酷くって、いつどうなってもおかしくないって、お母さんから告げられた。
涙が止まらなくって、隠れて泣いた。
久しぶりに家に帰ると、元気だった犬が弱々しくなってた。犬を一番可愛がってたのは、おじいちゃん。おじいちゃんが育てていた、花や野菜や果物が枯れ、家の周りの明るさもなくなってた…
おじいちゃんが、毎日犬の散歩してたから、近所の人が最近見ないけど、どうかしたの?と訪ねてきてくれる。
おじいちゃんが、周りの人にどれだけ愛されているのか身を持って実感した。
家の周りの自然もおじいちゃんの手で支えられていた。
おばあちゃんも、おじいちゃんが入院してから、何もしなくなった。
おばあちゃんが、おじいちゃんのお見舞いに行くと楽しかったって帰ってくる。
おじいちゃんは、病室でおばあちゃんに会いたいって言ってるみたい。
今はまだ、おじいちゃんは病気と一生懸命闘ってる。
でも、いつどうなってもおかしくないからこわい。お見舞い、行かなきゃいけないのに、日に日に弱っていくおじいちゃんを見るのがこわい。
つい最近まで、駅まで送り迎えしてくれたり、こっそりおこずかいくれたり、自転車なおしてくれたりしてたのに…
今、思い返すと涙が止まらない。
奇跡よおこれ!
奇跡よおこれ!
おじいちゃんを助けて下さい!
せめて、成人した姿だけは見せてあげたい。
大好きなおじいちゃんを連れて行かないで!