勝とうとしなくていいから


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看護師になると決め
給料がいい、やりがいがある、という、漠然としたイメージだけで看護師になった私。

しかし、現実はそんなに甘くはなかった。

女だらけの社会。
それはそれは辛かった。
噂、妬み、嫉妬
毎日先輩にぐちぐち文句言われ
師長には八つ当たりされ
指導者には質問攻めされ
本当に辛かった。
毎日辞めようと思っていた。

そんなある日。
他人がした事を私がしたと勘違いされ、みんなの前で朝から怒鳴られ、言い訳するのも面倒くさく、私は謝っていた。
でも、1人になった時、急に悔しくなり、私は廊下でこっそり泣いていた。
すると、1人の先輩が私の所へ駆けつけ、急に抱きしめ
「勝とうとしなくていいから、負けなさんな。」
そう一言言った。
私は今まで我慢していた気持ちが一気に溢れ、働きだして初めて声を出して泣いた。

そんな私ももうすぐ看護師3年目になる。
毎日忙しいが、少なからず、あの頃よりやりがいを感じている。
あの時負けなくてよかった。
あの一言がなければ
私は今頃看護師を辞めていただろう。

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